Windows 8 でユーザー フォルダーが日本語になるのを回避する方法

Windows 8 から、 Microsoft アカウントを使って、壁紙やウィンドウの色、購入したアプリ、ブラウザの設定を PC 間で同期できるようになりました。

そういう意味で非常に便利になったOSなのですが、ユーザープロファイルを格納するフォルダーも日本語名になってしまいます。 (例えば、Microsoft アカウントに「山田 太郎」という名前を登録しているとき、Windows 8 の初回ログイン時やWindows のユーザーアカウント作成時に Microsoft アカウントでログインすると、C:\Users\太郎... というフォルダーができてしまいます)

これの何が問題かというと、日本語や記号を含むフォルダー名に対応できていないソフトウェアが少なからずあり、不便になることが時々起こります。

対処法がいくつかあるので書き留めておきます。 この方法は下のこんな画面の時に使える技です。 インストール後初めてログインするとき ユーザーアカウントの追加画面 Windows インストール後の初回ログイン時だけでなく、複数人でPCを共有するときにユーザーアカウントを追加するときにも使えます。

対処法は2種類

個人的には1番目の方法がおすすめです。

1. Windows 8 PC に初回ログインするときだけ、Microsoft アカウントのプロファイルにローマ字名を登録する

手順としては、 (1) Microsoft アカウント プロファイルの編集ページで名前をアルファベット名に変更 (2) 5分程度待ったあと、Windows 8 PC に Microsoft アカウントを使って初回のログインまたはアカウントの追加をする (3) ユーザーフォルダーがローマ字名になっていることを確認 (4) Microsoft アカウント プロファイルの編集ページで名前を日本語名に変更

2. Windows 8 PC に初回ログインするときに、Microsoft アカウントでサインインしない

手順としては、 (1) ユーザーアカウントの追加時に Microsoft アカウントでのサインインを求められたら、「Microsoft アカウントでサインインしない」を選択し、希望のアルファベットユーザー名を入力し、ログイン (2) ログインが完了したら、PC 設定→アカウント→お使いのアカウントで「Microsoft アカウントに関連付ける」を選択し、サインイン Microsoft アカウントに関連づける

1番目の方法がおすすめなのは、Windows 8 PC をリカバリしたとき、「他PC との『同期』はしていないが、 OneDrive に『バックアップ』している」場合、OneDrive に保存されているどの PC の設定情報をダウンロードするかを選べるからです。(この話はややこしいのでまた今度)