昨年11月に投稿した記事 (http://fm.azsky.jp/2013/11/26/143)で、Windows で iTunes をインストールしないで iPhone のUSB テザリングをする方法をご紹介しましたが、iTunes のインストーラーの形式が変わったようで(アイコンも変わりましたね)、その方法が使えなくなりましたので最新版でのやり方をご紹介します。
手順
- Apple のサイトから iTunes のセットアップファイルをダウンロードします。iTunesSetup.exe か iTunes64Setup.exe になっているはずです。
- ダウンロードした exe ファイルを開き、この画面が表示されるのを待ちます。
- iTunes のセットアップ画面はそのままで、C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\Temp を開きます。
- そのフォルダーの中に、 "iTunes64Setup***.log" というログファイルがあるので、メモ帳などで開きます。***の部分は環境によって異なる場合があります。
- ログファイルの最後の行に "C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\Temp\***.TMP\iTunes64.msi" のようなパスが書かれていますので、C:\から.TMP\ までをコピーし、エクスプローラーのアドレスバーに貼り付けて開きます。
- "AppleMobileDeviceSupport64.msi" と"AppleApplicationSupport.msi" をデスクトップなどのほかの場所にコピーし、放置しておいた iTunes のセットアップ画面をキャンセルして閉じます。
- "AppleMobileDeviceSupport64.msi" を開いてインストールを進めます。 インストール途中で、”Failed to start service” のようなエラーが出た場合は、 “Ignore” (無視) をクリックすると進められます。
- 最後に、念のためコンピューターを再起動させると、セットアップは完了です。 (気になる方は、Microsoft 管理コンソールで「サービス」を開き、”Apple Mobile Device” が開始されていることを確認してみてください。もしうまくいっていないようでしたら、先ほどコピーした “AppleApplicationSupport.msi” もインストールしてみると解決するかもしれません)
- これで Windows PC で iPhone の USB テザリングを利用できます。